2006年09月29日
Tシャツの作り方5
Tシャツくんで作ってみよう
前回,「Tシャツの作り方」を更新してから1月半ほど間が空いてしまいました。
牛見たりうなぎ食べたりして,遊んでたから〜
じゃないですよ‥!(たぶん…;)
ネットショップの運営に悩んでたから〜
でしょうねえ,きっと。
でも,ここ最近は,お客様からの温かい励ましに支えられて,なんとか立ち直っております。
皆様,本当に,ありがごうとざいます
おかげさまで,「Tシャツの作り方」も復活! (ついでにカテゴリーも分けました。)
今日は,最も楽しい「プリント」について書きましょう
これ,今までなんで書かへんかった〜ん?
って思うくらい,楽しいんですよ。
なんで書かへんかったんでしょうねぇ‥
3 プリントしよう
「Tシャツくん」で手作りTシャツを作ることの醍醐味!
それは,プリントにあります!!!
例えば,前回までの製版。
これは,ハンググライダーの助走みたいなもんです。
一生懸命走って,走って,
いざ飛び立つ!!
って時に,飛び立つのを他人に代わってあげるようなもんです。
あなたの助走のエネルギーによって,他人が大空を楽しく快適に飛ぶような。
いったいあなたは,何のためにここまで走ってきたのか‥
大変なのは,製版までなんです。つまり露光まで。
刷るのは,ただただ楽しい!
ドキドキ,ワクワク です。
この喜びのためだけに,露光までの苦労があったんだ!毎回,そう思える喜び。
これがTシャツ作りの楽しさです。
ここまで来たら,この喜びへは,とても簡単に辿り着くことができます。
まずは,製版したシルクスクリーンを枠にネジで固定します。
スクリーンはピンと張らなくてはいけません。
プリントパネルに無地のTシャツをセットします。
プリントパネルは,プリントする時にTシャツの中に挟むプラスチック製の薄い板です。
プリントする位置の目安などが書かれています。
この時に,専用のスプレー糊をプリントパネルに吹き付けて,プリントする時にTシャツがずれないようにします。
スクリーンをセットした枠を,プリント台に固定します。
プリント台といっても,テーブルなどの広い平面があればOK。
テーブル板にネジ(穴をあけるわけではありません)で特大のクリップを固定し,そのクリップにスクリーン枠を挟めば,プリント台のできあがりです。
ネジが挟める板の厚さがあれば,どこでもプリント台になります。
プリントパネルを中に挟んだ無地Tシャツを,プリント台の下に置き,プリントしたい位置を調節します。
位置が決まったら,Tシャツの上にスクリーン枠を置き,いざプリント!!
インクは,Tシャツくん専用インクが東急ハンズで売っています。
ネットで太陽精機のホームページからも買えます。
専用インクは,いくつか種類がありますが,うさぎやでは最も一般的な「水性」のインクを使っています。
水性といっても,洗濯したらインクが溶けちゃう〜,という水性じゃないですよ!
色数が豊富で混色もでき,乾く前なら水で洗い流すことができます。(←‥Tシャツに付いたインクじゃなくて手やスクリーンについたインクという意味ですが。)
スクリーンに,ヘラでインクを載せます!!
インクはたっぷりと。これで何枚か刷れるので‥。
そして,スキージで,一気に刷る!!!
スキージは,でっかいヘラみたいなやつです。
シャッ!!っと。
ここがワクワクです。
そして,ここがドキドキです。
スクリーン枠をそっとはずす‥
‥これで,出来上がりです!!
どうですか?
うまく刷り上がりましたか?
さてさて,以上のようにプリントはとっても簡単なのですが,
ちょっとだけ注意点があります。
それは,Tシャツ生地の材質と原稿の種類(製版の状態),そしてインクの色により,プリントする時の力加減と刷り方がちがうこと。
どういうことかというと,スキージで刷るときの力の入れ具合と刷るスピードがちがってくるんです。
インクは,色によって粒子の濃度がちがうみたいなので,版への浸透の仕方も違います。
こればっかりは,何枚かのTシャツを練習用にして試してみなければ加減がわからないものです。
例えば,練習用に要らないボロのTシャツでプリントしてみてうまく行ったとしても,本番用のTシャツの生地が違うと,同じようには刷り上がらないんです。だから本番用のうち何枚かは,失敗する覚悟が要ります(失敗してしまったTシャツは,自分で着ましょう)
刷るときのスキージの角度は大体45〜60度くらいなんですけど,それも力加減次第。
そして,たいていはスキージを往復させて2回シャッシャッとやればOKなんですが,同じ綿100%でも柔らかな生地の場合は,2回やるとインク量が多すぎて図がにじんでしまうことがあります。
そんな場合は,1発で決めなければなりません!!
これはかなりドキドキです。
でも,Tシャツからスクリーン枠をはずして,うまく刷り上がったTシャツを見る時のうれしさといったら,もう!!
誰もが自分の着たいTシャツを自分で作るようになったら,巷はさぞや楽しいと思います!
前回,「Tシャツの作り方」を更新してから1月半ほど間が空いてしまいました。
牛見たりうなぎ食べたりして,遊んでたから〜
じゃないですよ‥!(たぶん…;)
ネットショップの運営に悩んでたから〜
でしょうねえ,きっと。
でも,ここ最近は,お客様からの温かい励ましに支えられて,なんとか立ち直っております。
皆様,本当に,ありがごうとざいます
おかげさまで,「Tシャツの作り方」も復活! (ついでにカテゴリーも分けました。)
今日は,最も楽しい「プリント」について書きましょう
これ,今までなんで書かへんかった〜ん?
って思うくらい,楽しいんですよ。
なんで書かへんかったんでしょうねぇ‥
3 プリントしよう
「Tシャツくん」で手作りTシャツを作ることの醍醐味!
それは,プリントにあります!!!
例えば,前回までの製版。
これは,ハンググライダーの助走みたいなもんです。
一生懸命走って,走って,
いざ飛び立つ!!
って時に,飛び立つのを他人に代わってあげるようなもんです。
あなたの助走のエネルギーによって,他人が大空を楽しく快適に飛ぶような。
いったいあなたは,何のためにここまで走ってきたのか‥
大変なのは,製版までなんです。つまり露光まで。
刷るのは,ただただ楽しい!
ドキドキ,ワクワク です。
この喜びのためだけに,露光までの苦労があったんだ!毎回,そう思える喜び。
これがTシャツ作りの楽しさです。
ここまで来たら,この喜びへは,とても簡単に辿り着くことができます。
まずは,製版したシルクスクリーンを枠にネジで固定します。
スクリーンはピンと張らなくてはいけません。
プリントパネルに無地のTシャツをセットします。
プリントパネルは,プリントする時にTシャツの中に挟むプラスチック製の薄い板です。
プリントする位置の目安などが書かれています。
この時に,専用のスプレー糊をプリントパネルに吹き付けて,プリントする時にTシャツがずれないようにします。
スクリーンをセットした枠を,プリント台に固定します。
プリント台といっても,テーブルなどの広い平面があればOK。
テーブル板にネジ(穴をあけるわけではありません)で特大のクリップを固定し,そのクリップにスクリーン枠を挟めば,プリント台のできあがりです。
ネジが挟める板の厚さがあれば,どこでもプリント台になります。
プリントパネルを中に挟んだ無地Tシャツを,プリント台の下に置き,プリントしたい位置を調節します。
位置が決まったら,Tシャツの上にスクリーン枠を置き,いざプリント!!
インクは,Tシャツくん専用インクが東急ハンズで売っています。
ネットで太陽精機のホームページからも買えます。
専用インクは,いくつか種類がありますが,うさぎやでは最も一般的な「水性」のインクを使っています。
水性といっても,洗濯したらインクが溶けちゃう〜,という水性じゃないですよ!
色数が豊富で混色もでき,乾く前なら水で洗い流すことができます。(←‥Tシャツに付いたインクじゃなくて手やスクリーンについたインクという意味ですが。)
スクリーンに,ヘラでインクを載せます!!
インクはたっぷりと。これで何枚か刷れるので‥。
そして,スキージで,一気に刷る!!!
スキージは,でっかいヘラみたいなやつです。
シャッ!!っと。
ここがワクワクです。
そして,ここがドキドキです。
スクリーン枠をそっとはずす‥
‥これで,出来上がりです!!
どうですか?
うまく刷り上がりましたか?
さてさて,以上のようにプリントはとっても簡単なのですが,
ちょっとだけ注意点があります。
それは,Tシャツ生地の材質と原稿の種類(製版の状態),そしてインクの色により,プリントする時の力加減と刷り方がちがうこと。
どういうことかというと,スキージで刷るときの力の入れ具合と刷るスピードがちがってくるんです。
インクは,色によって粒子の濃度がちがうみたいなので,版への浸透の仕方も違います。
こればっかりは,何枚かのTシャツを練習用にして試してみなければ加減がわからないものです。
例えば,練習用に要らないボロのTシャツでプリントしてみてうまく行ったとしても,本番用のTシャツの生地が違うと,同じようには刷り上がらないんです。だから本番用のうち何枚かは,失敗する覚悟が要ります(失敗してしまったTシャツは,自分で着ましょう)
刷るときのスキージの角度は大体45〜60度くらいなんですけど,それも力加減次第。
そして,たいていはスキージを往復させて2回シャッシャッとやればOKなんですが,同じ綿100%でも柔らかな生地の場合は,2回やるとインク量が多すぎて図がにじんでしまうことがあります。
そんな場合は,1発で決めなければなりません!!
これはかなりドキドキです。
でも,Tシャツからスクリーン枠をはずして,うまく刷り上がったTシャツを見る時のうれしさといったら,もう!!
誰もが自分の着たいTシャツを自分で作るようになったら,巷はさぞや楽しいと思います!
Posted by モー at 16:35│Comments(0)
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