2006年08月02日

雷蔵が斬る

何を?‥って,スイカを。

雷蔵が斬る

…じゃなくて,今日,電車の中で前に立っていた女の人がこの本を読んでたんです
(本のタイトルは,『雷蔵,雷蔵を語る』です)。
この数年は雷蔵映画祭や村松友視さんのおかげで,ちょっとした雷蔵ブームですが,
市川雷蔵の素晴らしさは語るに尽きないので,こんな近くにも愛読者がいるかと
思うと嬉しくなりました。


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この記事へのコメント
雷蔵自身が書いた唯一の本です。

NHK BSの溝口特集で『新・平家物語』のリマスタ版やります。
リマスタ版は初放映かな。
雷蔵さんの太い眉毛に注目。

8月31日(木) 後8:03〜後9:52
『新・平家物語 デジタル・リマスター版』
Posted by kt2 at 2006年08月02日 23:07
新・平家物語の雷様は,あまり雷様らしくない雷様ですが,
見ごたえありますよね。
リマスター版は色が極彩色です。
平清盛のこれから,って所で物語が終わるので,ぜひとも
溝口監督には続編を撮ってほしかったですね。
Posted by at 2006年08月03日 10:54
続篇は溝口じゃないけど、吉川英治原作の『新・平家物語』は
一応大映で三部作になってるんですが、バラバラって感じです。
雷蔵は以降の作品には出ていません。

『新平家物語 義仲をめぐる三人の女』(1956 監督:衣笠貞之助)
『新平家物語 静と義経』(1956 監督:島耕二)

参考URL:
志野原 生さんのサイト
- 新・平家物語
http://www005.upp.so-net.ne.jp/shigas/HOMPG660.HTM

上記サイトでも時代考証に触れられているが、大映の美術監督
だった水谷浩(『新・平家物語』『西鶴一代女』『近松物語』)
の展覧会が今フィルムセンターでやっていて、忘れそうなので
メモしておきます。

東京国立近代美術館フィルムセンター
- 生誕100周年記念 美術監督 水谷浩の仕事
http://www.momat.go.jp/FC/HiroshiMizutani/index.html

あれ、なんか溝口の話になってる?
成瀬が雷蔵で撮りたかったらしいのだが。
Posted by kt2 at 2006年08月03日 12:41
成瀬の雷ちゃんは,ぜひとも見たかったですね。
なんだか想像がつかない。

雷様も溝口作品にもっと出たかったと言ってましたね。
牛は,溝口作品は「雨月物語」を見たいと10年くらい思っていますが未だ見ず,遺作の「赤線地帯」とこの「新平家物語」しか見たことないです。「西鶴一代女」も「近松物語」も見たいです。

ところで全然話は変わりますが,ポレポレ東中野であさってから
「島ノ唄」という映画が公開されるそうです。http://www.telecomstaff.co.jp/shimanouta/
詩人の吉増剛造さんが,奄美諸島などを巡る話なのですが,
新聞で読んで,見てみたいと思いました。
で,吉増さんは福生の生まれだそうで,子供の頃,家の近くは
「赤線地帯」の世界だったそうです。
意外だなあ,と思いました。
Posted by at 2006年08月03日 13:58
福生といえば、イーチ大滝、大瀧詠一。
横田基地が隣接する大歓楽街だったのですかね。

溝口『山椒大夫』を横浜で観てるはず。
大佛次郎記念館に烏賊ニャ~。

『陸軍中野学校』にも出ていた(東映やくざものが有名だが)、
待田京介氏は俳優を引退した後、奄美大島に住んでるらしい。
ちょうど先ほど、調べてたばかりなのだが。
Posted by kt2 at 2006年08月03日 16:36
あ,そういえば,横浜の県立?文学館で,山椒大夫見ましたね。
あれは溝口でしたか。
悪い進藤英太郎がめっちゃ良かったですね。
可哀想なヒロインは香川京子(通称 とん助さん)でした。
とん助さんもかわいかったねえ。

文学館の近くに大佛次郎記念館があるのですね。
猫がいっぱいの所です。

待田京介って,何の役をやってた人ですかな?
Posted by at 2006年08月03日 17:06
中野学校?
小川真由美に機密を漏らしてしまう、間抜けな大尉。
Posted by kt2 at 2006年08月03日 19:42
あ,あのいやな奴の役か…。
顔の印象が整ってたようであまり印象がないけど
やくざもので有名なんですか。
Posted by at 2006年08月04日 11:23
 
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